■
またインターネットの徘徊の徘徊で一日が終わってしまった。無意味な一日だった。
■
何に怒っていたのかも相手の顔も思い出せないけれど、とにかく許せなかったことだけは覚えている。
気付いてしまった
いくら薬を飲んでも一向に良くならないので、私は病気じゃなくてただただ性格がクソ野郎なだけだという可能性に気付いてしまった
■
ネット上でくらい良い人でいたかった。明るくて、優しくて、前向きな、理想の人間に。けれど元がお察しの人間なのでボロが出始め、今じゃネット上でも理想とは真逆の人間になってしまった。
■
周りに恵まれているはずなのに、私が私であるが故に全てを台無しにしている。
■
何一つ頑張っていないから、頑張っていないのに好きなことは楽しもうとしている自分が許せなくて何かを楽しむことに罪悪感を抱くようになった。そうしているうちに、今まで楽しめていたものさえ苦痛に感じるようになってしまった。
飴玉
好きな人と何でもいいから接点が欲しいけど自分から話しかける勇気は無かった学生時代、近くに座っていた好きな人が何か甘いもの食べたい!と発言した時丁度飴を持っていたのであげたらすごく喜んでくれて、笑顔向けてくれたことも話せたことも凄く嬉しかった。
後日「また飴持ってない?」って彼に聞かれた。その日は持ってなくて、今日は持ってないごめんって返事したら「マジかー」と言われて、そこで会話が終了してしまった。凄く勿体ないことしたな…と思い、その日以降飴を持ち歩くようになった。
さらに後日、飴を持ってるか聞かれたので待ってましたと言わんばかりに飴を差し出したらすごく喜んでくれた。単純な私は「ありがとう」って言ってもらえた!また話せた笑顔を向けてくれた!と嬉しくなった。彼が飴を持ってるか聞いてくる度に飴をあげて、それを足がかりに勇気を出して少し世間話とかして、っていう日を過ごした。私はそれだけで凄く幸せだった。けどある日、彼が影で私のことをデブと言ってること、デブだから何かしら食べ物持ってるはずだと思って話しかけてきていたことを知って、凄く惨めで恥ずかしくなった。彼の思惑通りに動くのが嫌になり、飴を持ち歩くのを辞めた。持ち歩くのを辞めた後「飴持ってる?」って聞かれたけど、持ってないよって答えたら会話も無くなり、その日から彼に話しかけてもらえることは無くなった。
私は、彼にとって所詮その程度の人間だった。